むらJ

ミス・マルクスのむらJのレビュー・感想・評価

ミス・マルクス(2020年製作の映画)
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運動の内側では「理解はあるけど真実を知らない」ということが往々にあるが、そのことを焦点化した作品。日本の学生運動でも女性は銃後でお茶を入れていた、みたいなところがある。
音楽は好みが色々あるようだが、自分はライブハウスにいるかのように乗れて楽しかった。特に、好きな父親の像が一気に崩れる、エンゲルス家のシーンは秀逸だった。はあ、楽しかったと思って映画館を後にする。この作品はぜひ、アナーキストのあの子にみて欲しい。それで感想を教えて欲しい、そんなことを思いながら。
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