まーい

犬部!のまーいのネタバレレビュー・内容・結末

犬部!(2021年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

保護犬を守る活動をする獣医学生を中心に、学生の時と過去パート獣医になった現在パートをおり混ぜて物語は進行。
すみません、林遣都さんはバッテリーの時から好きですが、こういう役ははまりません。
鈴木亮平さんみたいな人がやるといいかなと思います。
中川大志くんの、強い志はありながらも闇に蝕まれていく感じは良かった!
残念なのが、林遣都が実家まで訪ねてきた時の描写がやや曖昧だったとこ。
自殺を考えるくらいなんだから、もう少し籠ってる感じか、逆に犬とは決別して別の人生を歩んでいるかに振った方が良いと思う。
ここは役者も本と葛藤したんじゃないかな。一生懸命抑えた芝居をしている中川くんが印象的でした。

犬のお芝居?といっていいのか、
犬の表情の豊かさには感服。
撮影の大変なご苦労を感じますが、
すごく映えていました。
中川くんが冬の星空の下で倒れてしまい、一晩中犬が温めていたシーン、
インサートで差し込むのでなく、
しっかり描いて欲しかったなあ、、、。
それでいうとここのお芝居が繋がってなかったのも気になりました。


最後に、田辺桃子さんと浅香広大さん素晴らしさを存分に味わう為にこの映画を見るという点にこの映画はめちゃくちゃいいと思います。
2人が抜群に良かったです!
まーい

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