犬部!のLuiのネタバレレビュー・内容・結末

犬が家から出て行かないように踏ん張っている姿を見て、犬も演技する時代に到達したのかと思った。外で倒れている時に、犬が周りに寄り添って、温かくしてくれていたシーン。花子が中川大志のとこに駆け寄っていくために、階段を駆け上っていくシーン、ワンチャンの行動に心打たれる。この映画は、かがみとしてとういより、窓としての役割を果たしていると思った。僕は、普段ペットも飼っていないし、動物になかなか触れる機会もないから、なかなかそういう状況について知れることがないけど、そういうのを実際に存在していた人たちが変えようと努力を続けたおかげで、映画という形になって、僕も知ることができた。簡単に保健所からは、ペットを引き取ったりということは難しいかもしれないけれど、これを機に考えるきっかけにして、少しでも人間の商品としてペットが扱われることが少なくなる世界にしていけたらなと思った。