Portrait of an Israeli Family 仏教信徒でも違う宗派だと同じ派の墓地以外に入れないと聞くし、無宗教の父が他界した時この経験をした。でも、宗教色が強くない日本では共同墓地があり、キリスト教、仏教、無宗教の人たちが使える区があるかもしれない。全く知らないが。この映画はAbu Fraihah's familyのドキュメンタリーである。ベドウィンというアラブ人の少数民族がイスラエルに住んでいるが、癌で死ぬ母親(Rudainah)の要望を聞いて、住んでいるユダヤ地域(Omer)の墓地しかないので、そこに入れて欲しいと。
この母親と父親 (Awda)は以前ネゲブ砂漠の北側にある Tel Sheva(イスラエル政府が作ったべトウィン人が住む場所)というベドウィン人が住んでいたアラブ人地区にいたが、OMERオメアという町はユダヤ人地域でアシュケナージのユダヤ人が主に住んでいる(はっきりいって金持ち地域にみえる)ところである。この市役所に娘は何度も交渉して、ここの住民だから母親をOmerオメアー市の墓地に入れて欲しいと頼んだが拒否された。母親と父親が結婚した Tel Shevaは夜逃げしたから、もう戻れない。