圧巻のアクションにコメディ部分とのバランス、展開のテンポともに非常によく、大きなスクリーンで楽しかった！と思える作品です。
1作目の「ファブル」からの続編ですが、話が続いているわけではないのでこの作品からでも楽しめます。コメディ部分で言うと1作目を見ている方がより今作をもちろん楽しめるので1作目を見てから是非ご覧ください。
やはりなんといってもアクションが凄いです。岡田くんはもちろんですが、今回は木村文乃さんもカッコよかったです。緩急というか、空間が狭いところでのスピード感と空間が広いところでのスケール感、この使い分けが抜群でした。映像でのスローの使い方など、殺し屋の「余裕感」をうまく表現できているなと思いました。あとは後半のアクションの無駄遣いというか、あれをインサートだけでの処理も驚きました。
ストーリーとしてもわかりやすく、ちゃんと筋があって伏線もある。王道ではあったがなによりも見やすいのです。アクションだけ！というほど浅くもなく、でも「なんでそうなった？」っと疑問が残るような強引な展開があるわけでもなかったので、本当にバランスがいいなと思いました。
大きなスクリーンで、映画見終わったら「面白かったね」ってポロッと言えるような作品です。是非、ご覧ください。
2021年公開作品 15作目
