aimo

海の上のピアニスト 4Kデジタル修復版のaimoのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

幻想的な美しい物語を聞いているような感覚。廃船と化した船の中でタキシードを着ている彼は、本当に存在したのか、という語り手の言葉が思い出される。

1900の選択はとても切ないものだったけれども、その人にしか見えない世界があるんだろうね。

先がみえないこの世界、見えないことに対する恐怖を語るシーンは少し共感できる部分があった。

しかし私の中でのベストはトランペット奏者が1900へ、普通の生活を送ってほしいと話すシーン。些細な事が幸せなことなんだと、スッと自分の中に入ってきた良いシーンでした。

あの動くピアノ、私も横に座らせて欲しい!ピアノ万歳。
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