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劇場版AIRのmiraのレビュー・感想・評価

劇場版AIR(2004年製作の映画)
5.0
再見。
記憶の断片のような作品。多用されるハーモニー(止め絵)が”動かない”こと。つまり、確かにそこに記憶(神尾観鈴)が存在したことを印象付ける。

往人と観鈴が出会ったほんの数日間の出来事ではあるが、1000年前の「記憶」が交錯し合うことで、短い期間ながら観客を混乱させるような情報と情動を兼ね備えた作品になっている。

天才・出崎統と、最高の声優・川上とも子の魂が宿る記憶がここに確かにある。
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