ゆうさく

劇場版AIRのゆうさくのレビュー・感想・評価

劇場版AIR(2004年製作の映画)
5.0
再見。

初見時俺は一体何を見ていたんだ?レベルで評価が爆上がりした。

まずオープニングから爆泣き。
あの曲ちょっと凄すぎやしないかい?

キラめく…どころかギラついた夏の光にまず圧倒される。ここまで説得力のある"夏"をアニメで表現できたのは出崎統だけなのでは?

そして至高の自転車二人乗り映画。完璧だと思う。

個人的には母の写真を焼いてからのキスシーンが刺さった。2つの通過儀礼を1つに纏め上げている。構成も演出も完璧。

そしてやはり川上とも子さんの演技が素晴らしい。もしかしたらウテナを超えたベストアクトかもしれない。
ラストの砂浜のやりとり。彼女の演技が無くては成立しない超弩級の名シーン。

この映画はゴールじゃない、スタートだ。
ゆうさく

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