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ノイズが言うにはのpherimのレビュー・感想・評価

ノイズが言うには(2010年製作の映画)
3.5
小田香というと『鉱 ARAGANE』の無機質さとタル・ベーラ師事の東欧的異色感、『セノーテ』授賞式等での寡黙さがイメージとして先立つ。

そのため性的少数者の告白巡る家族との交錯を生々しく描き、母撮る姉を撮る自分など構造を操りつつ、カメラの加害性を鋭く問う本作はとても新鮮に映った。
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