スーパーマンやバットマンのいるDC世界のヒーロー、フラッシュは超スピードの使い手。ある日彼は自分のその力で時を遡れる事に気づき…というお話。
良かった！ネタバレにならないように説明するのはムズカシイが、常に次どうなるか予測がつかない常にハラハラする映画だった。また、緊張と弛緩を使ったコミカルさや、フラッシュのスピード感を出す優れた演出、タイムスリップありのワクワクするSFで、わたしが映画に求めていたものがたくさん詰まっていた。
DC映画群の他のヒーローも出てくるのだが、前半でバットマンやスーパーマンの活躍を見せてもらえるので、馴染みがない人も丁寧にフォローされていると感じることができた。ヒーローを絞ったことも分かりやすくて素晴らしい。
ただ、バットマンを「ブルース」と呼んだり、「ウェイン家のアイテム群」などが密接にストーリーに関わるため、「バットマン＝ブルース・ウェイン」ということだけは事前に頭に入っていないとツラいとは感じた。
マルチバースやらタイムスリップの原理などは子どもには「なぜそうなるか」が分かりづらいかもしれない。しかしそのあたりを視覚的に説明できる映像表現力に、大人として驚かされました。
キャラの活躍具合の差が大きすぎる、ストーリーの解決方法など不満がないわけではないが、全体としてとても楽しめる時間になりました！
オススメ！
