このレビューはネタバレを含みます
よくもこれ程上手く話をまとめたなと、思うばかりです。フラッシュの誕生から覚醒、一つの結末、見せられるところは全部見せたのではないでしょうかと。
フラッシュポイントと、クライシス・オン・インフィニットアースを一度にやっちまってDC映画の締めと新たな世界の架け橋としては100点満点です。
ストーリーは実にわかりやすく、展開も読みやすいのですが、テンポ感の良さと、魅力的なキャラクターのお陰で最後まで飽きることなく楽しく観られました。
フラッシュが時空を駆けるシーンは万華鏡のようで楽しかっですね。
エズラ・ミラーの演技が良過ぎる、主人公としてのフラッシュ、やんちゃなティーンのバリー、そして狂気の淵でもがくバリーを見事に演じ分けていました。母とのシーンの目の演技がいいんですよ。
マイケル・キートンのバットマン再演も良かったです。ガジェットもアクションも興奮しっぱなしです。時空連続体の説明も短いながら凄くわかりやすかったです。
もしかしたら、ブルースも時間を逆行する装置を作ろうと奮闘した時期があったのだろうと垣間見れるシーンでした。
僕の大好きなベン・アフレック版バットマンも少ないながら魅せ場がありました、欲を言えばもっと観たかった。ってか単独映画を観たかった。
最後様々な世界線がぶつかり合うシーンで、怒涛の過去DC原作の映画からのカメオがありましたが、ファンである僕は凄く嬉しいかったです。完全に内輪ネタですが。
もっと話したいことはありますが、疲れたのでやめます。