このレビューはネタバレを含みます
アクアマンから久々のDC映画。
今回はあくまでフラッシュの映画なので、ジャスティスリーグはバットマン以外禄に活躍しない（スーパーガールもすぐ死んだり復活したりなので、活躍した感じがしない）
フラッシュの能力は観てて面白いのだが、面白さのピークは最序盤の人命救助シーンだったかな。中盤以降はそもそも能力を失っていた事もあり、寧ろバットマンの活躍が目立つ（やはりバットマンは最高）
タイムリープの弊害についてはゲーム『ライフ・イズ・ストレンジ』と類似解釈ではあるが、『クロエか街か』ではなく『クロエを救おうとしするとクロエも街も滅びるので、クロエは見捨てる一択』というもはやトロッコ問題ですらないものであり、フラッシュも悲劇的な選択をするハメになる。家族を無批判的に礼賛する脚本はあまり好きではないが、最後の母親との別れのシーンは結構良かった。
あとオチも良い。そりゃあの描き方だと、品物の位置変えるぐらいで何も影響ないわけ無い。
あとフラッシュのキャラクターのお陰で全体的に明るい雰囲気だが、しょうもない下ネタは控えめにしてくれんかな。。。
というわけで、DCとマーベルの同時期の類似ネタ対決はマーベルに軍配が上がってるという印象。とは言えやはりフラッシュの能力発動シーンが面白すぎるので、バットマン以外のDC映画を見続けるモチベーションが自分の中で生まれた感じがする。
