Boss2054

ザ・フラッシュのBoss2054のレビュー・感想・評価

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)
5.0
今年観た映画の中で、
ワタシの中では、ガーディアンズに匹敵するまたは、それを超えるかも知れないト云う超感動的、超娯楽作品でした!
とにかく必見です♪

観ながら思ったのは、
脚本家、クリスティーナ・ホドソンの天才性!
この人は間違いなく天才です♪
ホンが文句なく面白い!

決して、ザック・スナイダー監督の所為ばかりではないにしても、
今までのDCの作品は暗かった。
シリアスだった。
真面目だった。
もちろん、それらの良いところもあったコトは事実だけれど、
それらの理由でマーベル比べて、
比べるのが正しいかどうかは別にして、
やや評価が劣っていた様な気がします。
が、ココに来て、
一挙に挽回しました!
こんなに明るいDC作品があったろうか⁇
この明るさが全ての勝因だとワタシは思っています。
例えば、バットマンのシークエンス。
ジャスティスリーグのベン・アフレック演じるバットマンの大活躍も真っ昼間を舞台にしています。
こんな陽光燦々トした中でのバットマンの活躍をアナタは観たコトがあるでしょうか?
この明るさの中でのバットマンの大活躍がバットマンと云うキャラクターを一際目立たせているコトも事実です。
とにかくバットマンが超カッコいい!
この映画の半分はバットマンのカッコよさで成り立っているト思います。
で、マイケル・キートンサイドのバットマンも実にカッコいい!
コレだけバットマンのカッコ良さを表現した映画は、オリジナルのバットマンシリーズにもなかったかも知れませんね。
脚本家も監督も余程バットマンが好きなのかも知れない。
少々ネタバレですが、
バットマンがもう一人出て来ます!
わたしゃ腰抜かしたね!
ウホホッ!

で、その明るさの要因は、
フラッシュと云うキャラクターが持つ明るさとそれを演じるエズラ・ミラーと云う役者さんが持つ明るさにあるト思いましたね。
マーベルで云うところのスパイダーマン的な明るさです。
だから、この作品は実にユーモア満載。
笑いが絶えない!
今までのDCに正に欠けていたモノがココにあります。
エズラ・ミラーの二役を演じる役者振りも当然評価されなければならないでしょうね。
二役を見事に演じ分けています。
ホント、エズラ・ミラーが二人居るンじゃないかト思わされます。
画的にはCGの成果でしょうが、
演じ分けているのは、
エズラ・ミラー本人ですから、
これは、もう、役者さんの実力を讃えるべきでしょう。

アイデアが巧いト思ったのは、
例えば、この設定は、
スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホームの
逆設定であるコトでしょう。
スパイダーマンでは、向こうの世界からコチラの世界にわちゃわちゃやって来ましたが、
この作品では、
こちらの世界から、向こうの世界へ行ってしまいます。
で、その世界には、フラッシュもワンダーウーマンもスーパーマンもサイボーグも存在せず、
ジャスティスリーグなンて、
何じゃそりゃ?
の世界なのです。
が、バットマンは居ます。
が、ゴッサムシティが平和になり、
すでに引退して、
バットマンの存在は都市伝説になっているト云う設定。
そこへスーパーマンの宿敵ゾッド将軍が現れて、地球を滅ぼそうとします。
さらにその時、フラッシュは、その能力を失っている!
さあ、どうする⁇
もう、詰まんないワケないよね!

さらにカメオ出演も豪華です♪
ワタシがもう一人腰抜かしたのは、
スーパーマンのあの人です!
コレを知ってる人は、
全員、腰抜かすでしょう!
実現しなかった映画を実現させちゃうってどう云うコト⁇
物凄いファンサービス!

さらに、ワンダーウーマンも登場しますので、ご安心を!
ジャスティスリーグは、健在です!
コレが当たれば、
新シリーズが観られるかもね。
シン・ジャスティスリーグ!
なんちゃって。
あはは😆

とにかく必見です!
絶対観てください!
歴史の変わり目に立ち会うコトになるでしょう!
ウホホッ!
Boss2054

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