Boss2054

恐怖の報酬のBoss2054のレビュー・感想・評価

恐怖の報酬(2024年製作の映画)
3.7
オリジナルが1953年。
ウィリアム・フリードキン監督版が
1977年。
そして、今回が3回目の映画化。
オリジナルが149分。
フリードキン版が97分。
今回が104分。

例えれば、
黒澤明監督の
「七人の侍」が「荒野の七人」になって、
「マグニフィセント・セブン」になった感じか⁇
ト思ったら、さにあらず、
こっちは段々と面白さが減少している気がする。
さすがに「七人の侍」は物語の骨格がしっかりしているので、
どう脚色されても基本的に面白い❣️
時代劇だからだろうか?

コチラは現代劇だからこそのハンディがあって脚色が難しいのだろうか?
それにしてももう少しアレンジのしようがある様に思った。
メインキャラクターが3人なンだけど、
どのキャラクターも設定時に於いて共感がし辛い。
で、まんま展開するので、
客観的に観てしまう。
感情移入出来ないって奴。

ミッションを失敗した時のイメージもし辛いので、
危機感が伝わって来ない。
CGIで失敗した時のイメージシークエンス見せれば良かったのに…。
さらに時々、トラックが襲われるンだけど、
どんな敵がどんな理由で襲っているのか分からないので、
さらに同じ様なシークエンスが何度も出て来るので、
どうしても盛り上がりに欠ける。
さらに、さらに、アホな裏切り者は、
あっさりトラックの運転ミスで死んじゃうし…。
なんかせっかくの名作が台無しだな〜
ト云う感じですかね。
やっぱり、脚色の問題かなあ〜。
残念。
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