ジャスティス・リーグの主要メンバーの1人であるフラッシュがようやく単独映画デビュー、ベンアフ版バットマンのキレッキレなアクション、新生スーパーガールの誕生、そしてマイケル・キートン扮するバットマンのカムバック………DCコミックのファンなら熱狂不回避な要素がてんこ盛りな今作。バリーの軽やかなノリに呼応したかのようなコメディチックのストーリーに、アメコミ界最速たるフラッシュのハイスピードアクションのコラボレーションが光る逸品。そりゃー絶賛されるわなと。
ただ予想していた程ハマれなかったな〜〜〜って印象。作中では当然マルチバースのことが語られるわけだけど、終盤になっていくにつれて色々ややこしくなっていたような印象を受けた（私の読解力の問題、というのもある）。そのせいで脳味噌が絡まったまま、ラストの感動すべきシーンも堪能できなかった感。ヴィランも「ゾッド将軍リターンズではなく更なる黒幕がいるのか！？」と思いきや案外すんなりと退場してしまったり………これも私の脳味噌の問題のようにも感じるがラストのドッキリ展開もイマイチ理解できぬままエンディングに突入してしまった。言うなれば不完全燃焼的な感じ。んーーーなんか悔しいな。
同日公開のスパイディの方が微々たる差ではあるが面白かったかな〜〜個人的に。あんまり期待しすぎても良くないねぇ。
