ケージー

ザ・フラッシュのケージーのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

本当に面白かった!
アメコミは割りと知ってる方やし、コミックの知識も少しは有るけど、「フラッシュ」自体はほぼ通らず来たので、設定位の知識だけで観たけど、本当に面白かった!

何やったら全く知らなくても、今作内で「フラッシュ」自身のオリジン(成り立ち)を説明してくれるので分かりやすかった。

まぁ、早々に能力説明的な大事件から始まって、息つく間もないアクションシーン!
フラッシュは救護して、バットマンは悪との戦闘。
楽しい楽しいw

その後に、生い立ちになり「本編」へ突入。

本当にエズラ・ミラーさんの演技が良い。
現在のバリーの「人見知りで神経質」な感じも、過去の若いバリーの「空気を読めなくてチャラい」感じもありつつ、ちゃんと「同じ人物」って感じれる。
辿る道の違いにより「紙一重で同じ人物がどうなってしまうか?」をしっかり演じて居る。

フラッシュ自身、普段は他のジャスティスリーグメンバーのサポートみたいな扱いに文句はたれつつ、自分が軽く見られてると感じているのかも知れないけど。
その「大きな力」の凄さを、他のジャスティスリーグメンバーは理解して居て、自分が出来ない事を頼んでいる。
それを若いバリーと出会う事で、改めて気づく感じがしました。

個人的にツボだったのは、ラストに色々なマルチバースが見えた時に、普通に「ニコラス・ケイジ」のスーパーマン出てきたのが「お前居るのかw」ってなって面白かった♪

今作は、公開前からそもそもDC自体の人気の問題とか、エズラ・ミラーさんの問題とか色々有るけど。

本当に素直に面白いので、ヒーロー作品が好きな人には、あまり変なイメージ持たずに観に行って欲しい。
普通に家族で見れる、ストレートな「ヒーロー映画」やから。