韓国の赤ちゃんポストを題材にした本作。
日本においても賛否両論あるが、子どもの幸せについて考えさせられるいい映画だった。
特にソヨンと刑事とのやりとりの中で、捨てるくらいなら産むな、という意見と、中絶なら良いのか、という意見があり、非常に難しいテーマだと思う。
日本では年間に14万人を超える人口妊娠中絶が行われており、この是非は考える必要がある。
本作のようにどのような境遇で産まれてきた子どもでも、幸せになる権利はあり、周りの人間が様々な形で関わることで「社会として育てる」というあり方を検討すべきだと思う。