なにぬ

ベイビー・ブローカーのなにぬのレビュー・感想・評価

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)
4.0
生まれてきてくれてありがとう

取り敢えずこれ


感情が分からない。ぐちゃぐちゃだ


善人のブローカーってなんだよ。最後まで悪人であれよ。ぶるなよ

捨てたなら情も捨てなよ。母親であろうとするなよ

なんで女ばっかり責められるんだよ。男も一緒に生んだなら一緒に責任とれよ

なんで女の子の方が安いねん。命の値段の差ってなんよ

容姿で買うの悩むなよ。命をなんだと思ってんや


はぁーー題材が重すぎる。どえらい映画を観てしまった。


捨てた母の気持ちも、捨てられた子供の気持ちも、産めなかった母の気持ちも、父親でありたかった気持ちも、全て理由があるのは分かるけどなぁーー。理解はできるけどもって話なんよな。

捨てるなら産むなよ。そうなんやけども。
産む前も産んだ後も殺すことには変わりないのよな。
なんで父親を責めないんだ。これもそうなんよ。女だけで子供は産めないのに、男は責められない。これもそう。

大切に子供を育ててくれる家族に売るっていう、売買の悪い行為に対して、買い手の基準が良い人っていう善を軸にしてるから、善悪が分からなくなってるんだよね。

いや、売る行為は駄目。でも、施設で育つことを子供が望んでるとは限らない。何も知らずに里親に育てられた方がよかったと、施設育ちが感じたからブローカーになったのなら、、、。

ルールを作るのは国だし、実態を知らない経験しない人様だから、一生この問題が解決されることはないのかな。

誰かのエゴで国もルールも出来てるからな。



新幹線のシーン。観覧車のシーン。
この2シーンで心も思考もぐちゃぐちゃにされた。なんなんだろうなって。

是枝さんは本当に暗い所を見てくれるなって改めて思った。


テーマおもたっ><
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