このレビューはネタバレを含みます
2度の公開延期から6月に突入してようやくの劇場公開。緊急事態宣言が発令されているため、これ以上の公開延期は正直勘弁してほしいと思った。
『君の膵臓をたべたい』とは、まったく異なる浜辺美波を堪能できる映画として『賭ケグルイ』は気楽に鑑賞できるし、教職員が不在の中、どのようにして学校を運営しているかなどの突っ込みどころは無視するとして、グダグダではない荒唐無稽さが逆に気持ちが良いくらいのエンタテイメントだと思う。
前作に比べると悪役がより悪役らしく感情を寄せ付けないなかなかいいキャラだったと思う。
しかし、前作に比べるとカタルシスがなく、やや消化不良な形に終わったのが難点で上映時間が119分とこの手の映画にしては長め（前作も同じ119分だった）なのに、ギャグばかり先行して登場人物の内面を描くのにかけてる気がした。ぜも、全編突っ込みどころ満載のシーンであってもよいのだが・・・。
新たな対決を思わせるクライマックスだったが果たして・・・
