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14 Days, 12 Nights(英題)
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『14 Days, 12 Nights(英題)』に投稿された感想・評価

《日本におけるフランコフォニー》イベントで、カナダ大使館が一日限りでviemoで無料配信した作品。おそらく日本では未公開。邦題は「12泊14日 クララをたどる旅」。

ケベックの映画で、言語はフランス語だが、舞台はベトナム。ベトナムの孤児院から女の子の養子を迎えたケベック人夫妻だが、その養子が17歳のときに交通事故で死んでしまう。ケベック人養母は、養子の実母にあって娘の死を伝えるため、ひとりでベトナムを再訪する。実母はフランス語が堪能で、ハノイの観光会社でツーリスト・ガイドとして働いていた。ケベック人養母は、娘の実母を個人の観光旅行のガイドとして雇い、ベトナム各地を回るが、自分が彼女の娘の養母だったこと、そして娘が死んでしまったことをなかなか伝えることができない。

始終流れるBGMがじゃっかんうざったい。ケベック人養母の伝えたい気持ちはわかるけれど、当事者に伝えないまま自分の心の中に留めておくべきことというのはあると思う。伝えることで自分はどこかすっきりして、贖罪したかのような解放感を味わうけれど、あええて伝えずやましさややりきれない思いを抱えたまま生きていくほうが、誠実であるような場合は少なくないだろう。

ケベック人を案内したベトナム人母親役の女優がよかった。とりわけ告白がされたあとの怒り、いらだちの表現のしかた、そしてその思いを徐々に押し込んで、自分を納得させようとする様子がよかった。白人目線のベトナム風景、その一方的な感傷趣味に若干のいらだちを感じながら見ていたが、最後に西洋×アジアの非対称的な関係、西洋が抱えるべきやましさが描き出されていることでそのいらだちは解消された。
しかしこの逆のパターンの映画、物語が存在し得ない、成立し得ないことに、ちょっと気分が沈んだ。