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唐手三四郎のhummingbirdのレビュー・感想・評価

唐手三四郎(1951年製作の映画)
3.7
沖縄空手の話。
「姿三四郎」の藤田進と月形が出演しているので、見てる人は展開が読めるんだろうけど、私は見てないので、岡田英次が空手でけんかを止める辺りから面白くなった。

何と言っても、月形の劇画調のキャラクター、三角跳びという奇抜なディテール(本当に空手の技らしい)。

その後は、彼と2人が対決する王道の展開で、否応なく盛り上がる。

オープニングで空手の型をやりながら、岡田英次が顔を表す場面や、清水将夫が月形の背を向けて拳銃を探る場面、清水が追い詰められる場面などは、見せ方がうまいと思う。

出演者はみんな若いけど、香川さんだけは、奇跡のようにずっとかわいいままだと気付いた。

「新東宝のディープな世界 リクエスト&アンコール」
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