大学で土木工学を学んだラグヴァランは職が見つからず家族から役立たず扱いを受ける。
大卒50万人のうち就職できるのは4万人、インドの就職難を問題提起とした社会派アクションドラマ。
溜め込んだ鬱積を晴らす怒涛の展開。
壁をぶち破り、痛みを乗り越え、新たな扉を開く。
家族、恋人、無職の大卒者たち。絆や愛情や友情、金では買えないものを手に入れた男は強い。
ある出来事(インターミッション)を挟んで
前半はラブコメディと家族との確執、主人公の劣等感や苦悩、葛藤を丁寧に描く。
後半はそれらの鬱積を晴らすような爽快な下克上ドラマで観客を楽しませる。
個人的には冒頭の恋愛パートが結構好きで、微笑ましく見ていたので、恋愛パートの進展もしくは後半の仕事に絡ませて盛り上げてほしかったけど満足。
