よるこ

レベッカのよるこのネタバレレビュー・内容・結末

レベッカ(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ダフネデュモーリアの原作の映像化。ヒッチコックがだいぶ原作のラストを改変していたので、こちらはどうなのかと興味があって鑑賞。うーん、正直、そうする意図がよくわからなかった。
ダンヴァース夫人のレベッカに対する感情に含みを持たせたのは良い。そもそもこの作品はホラーではないので(ヒッチコックの罪は重いね、世間にレベッカといえばヒッチコック!という認識を負わせたのだから)
デュモーリアがダンヴァースをただの怖いオンナにしたかったわけはないので、このドラマの夫人の方がかなり原作(の意図された含み)には近い気がする。しかしヴァンホッパー、ここまでやなやつにされちゃって可哀想だったな!

やはり、屋敷の炎上というモチーフは小説が一番印象的。メラメラ燃えてるところを映像に映されると興醒めする。ゾクゾク感皆無。フランケンシュタインを実写化できないのと同じ原理で、視覚化した途端に失われる良さがある。

しかし、どう考えてもマキシムが全ての元凶なんだよなぁ。アーミーハマー自身がその辺についてよくわかってなさそうな演技をしていた。

でもクラリスが可愛かったのでOKです
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