どど丼

ボーイズ・イン・ザ・バンドのどど丼のレビュー・感想・評価

3.7
Netflix新作。真夜中に集まったゲイたちが繰り広げるワンシチュエーション会話劇。舞台っぽいと思ったら元々ブロードウェイの戯曲なんですね。これと言ったストーリーがある訳ではなく、とある事件から緊迫したパーティーの空気感と役者の演技を楽しむ作品。ダラっと見れるけど張り詰めるようなシーンもある分、起伏もあって面白い。

画期的なのは、キャスト陣が本人と同一のセクシャリティの役柄を演じているところ。マット・ボマーやザカリー・クイントがカムアしてたのを本作で初めて知りました。ハリウッドで少数派のセクシャリティが尊重され辛い中、ようやく真に「LGBT映画」だといえる作品が出てきましたね。こういうの増えると良いですね。
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