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アイの歌声を聴かせてのyukariのネタバレレビュー・内容・結末

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

Filmarksの試写会で観ました!

アニメーションの作画がずーっと綺麗で、土屋太鳳ちゃんの歌も上手だった。
種明かしのシーンはすごく良かったけど、それ以外のストーリーが△だったなあ。

作中で、しおんのことを「AI」って呼んでたけど、AI搭載の「ロボット」では?って最初から気になりすぎて!やたらとAIって単語が出てきたな。AIの解釈違いだ。。
全体的に、AIっていう技術の進化で成し得ることと、ファンタジーがごちゃ混ぜに見えてしまった。そこには明確な違いか、もしくは納得できるロジックがあってほしい。

あとは、しおんのポンコツ具合がご都合主義だな…とか、日本のアニメ絵でミュージカルって馴染めないな…とか(突然歌うな!って感じ)、しおんが撃たれて友人達が逮捕?みたくされたときにずいぶん高圧的だなとか(あんな手荒にせず、むしろ保護のニュアンスが強くあるべきでは?)、お母さんクズいなとか、最後なんでブチギレ状態のお母さんがいる状態の家に集合するの?とか、ラストシーンは普通に大インシデントだな、とかとか… いろいろ!気になっちゃったな。。

人工知能がネットの海に逃げて勝手に成長する、っていうのは好きだけど、他のネットワークへの干渉具合が演出に有利なご都合だね〜って部分で冷めてしまった感じがしたな。

でも、しおんの存在を通してみんなが成長する姿と、種明かしのシーンはほんと!よかった!
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