Dantalian

恋人はアンバーのDantalianのレビュー・感想・評価

恋人はアンバー(2020年製作の映画)
4.9
先週女性友人がこういう話をしていた:
「私たちの生活の中で接している男性は二種類としてしか考えられない。恋人/夫(性的存在)か、同級生/同僚(何かの活動を共にする存在)か。純粋な意味で男性の友人はいない。」
確かに考えてみれば自分が男性友人だと思っている人も、同級生か、かつて何かの活動を一緒にしていた人しかいない。
しかしゲイ友に対してだけ気持ちがどこか違っていて、同級生である前に友達と思える気がした。

異性愛者同士として接する以上大前提として存在する性的アピールがどうしても友情の邪魔になるのは、性的嗜好も性的アイデンティティも流動的なものとして考えられていない結果なのか。結局自分の中でどうしても男性に対して分類ができてしまうことも、そういった固定観念がまだ自分の中で根深いものとして残っている証明かもしれない。

EddieがThe Second Sex読んでいるの感動した。世界中の男性が読むべき。小学校1年の教材にすべき。
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