キム

恋人はアンバーのキムのレビュー・感想・評価

恋人はアンバー(2020年製作の映画)
3.9
これは…同性愛というよりも、田舎町と都会の差を改めて思い知った映画だったな。
1990年代半ばの同性愛が理解し始められた時代。だけど、それは都会では理解し始めれられただけで、流行りに疎い田舎町では始まってすらいないようなもの。だからかエディですら自分のことを否定しているように見えた……

田舎町は考え方が古い。そんな町に都会の考え方をぶっ込めば当たり前に浮きまくる。
だけどアンバーはそれを全て理解してた。だからいつも自信があって堂々としててかっこよかった。「私の考え方は都会」的な言葉が全てを物語ってた。気がする

アンバーはエディと出会って、都会に出る前の昔の自分と重ねてたのかもしれない…だからエディのことが気になったり、都会に連れ出したりしてたのかな……

同性愛は都会に行けばたくさんの理解者がいる。もっと広い考え方をもってほしい。自分だけじゃない。たくさんの人に出会って自分を好きになってほしい。きっと私がアンバーの立場だったら、同じことをしてたと思う。

エディはこれから先、色んな考え方とか自由な生き方を学ぶんだろうな〜それはアンバーがいてくれたからあること。
2人の関係性に愛しか湧かない🥺💓
キム

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