緊張が走る
『殺人者』のロバート・シオドマク監督作品。昔ながらの重厚な雰囲気と音楽を交えながら、上品なサスペンスを観る時間というのがこの世で1番好きかもしれません。それぐらいコーヒーと洋菓子の相性が抜群の作品。
なんといってもドロシー・マクガイヤの美貌さ。常に見惚れながら、彼女がピンチになる時は「頑張れ!」と心の中で応援。こういうことです、感情移入って。
"螺旋階段"というサスペンスにはもってこいの場所を作中のキーロケーションとして採用するのも着眼点が素晴らしい。そもそも"螺旋"っていう言葉の響きが良いですよね。大好き。
新年ってやはりクラシック作品が観たくなるものです。