hoka

65/シックスティ・ファイブのhokaのネタバレレビュー・内容・結末

2.7

このレビューはネタバレを含みます

まず設定を理解することが難しい。
恐らく銀河系外惑星に移住して、数百年は経っているであろう世界観で、英語とメートル法を使用している。この時点で異星人の線は無い。しかしいずれかの時点でポンドヤード法から切り替えたらしい。

航行中に事故が発生し、惑星に不時着。
コールドスリープしていたKoaを救出。
そこは白亜紀、約6500万年前の地球。
つまりどこかの時点でタイムリープした事になる。
相変わらず床屋に行く気が無いA•ドライバー
に太古の地球の知識が無いことから、その存在が遠く忘れ去られていることがわかる。
地球の大気組成や重力や水に全く違和感を持たないから、やはり異星人では無い。

雑食性の恐竜の知識も無く、交戦してかろうじて倒して行く。アナライザーとスキャナーで事態を把握し、脱出用のシップへ移動する。
隕石群が衝突することが分かり、とにかく急ぐ。
T•Rexにも、今は亡き娘のホログラムと毒を塗ったTriceratops の角?でKoaが応戦。
伏線の張り方はちょっと雑だけど、ここは良かったです。
二頭をあっさり倒して脱出。

ってその船でどの時代のどこへ行けるの?
十分な保存食は搭載しているのだろうか?
やはりたまたまアメリカ人に酷似した異星人という無理設定だろうか?
これなら時系列的な問題は解決する。

撮影はオレゴンとルイジアナ、そしてアイルランドだそうです。
恐竜の滅亡の有力な理由がユカタン半島沖のクレーターだから、そこからの着想だろうけど、もう少し設定には説得力を持たせて欲しかったです。
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