風来坊

65/シックスティ・ファイブの風来坊のレビュー・感想・評価

4.0
時は6500年前。惑星ソマリス出身のミルズは2年間の惑星探査の任務を受け家族を残し宇宙へと旅立つ。しかし…任務途中に小惑星群に衝突してしまい未知の惑星に不時着してしまうが、そこは6500年前の恐竜が支配する地球だった…。アメリカ製のSFスリラー。

本作が評判悪いのは壮大なSF映画と思って蓋を開けてみたら実際はSFを下敷きにした、ただのサバイバルアクションだったからだと思います。
サバイバルアクションとして観ればゲームの「ディノクライシス」みたいで面白かったです。お楽しみは最後ですが、恐竜は小さいのが相手が多い。

サム・ライミ監督が製作に参加していますが、特にライミ色は感じませんでした。
6500年前の地球が舞台なので仕方ない部分もありますが、暗いシーンが多く見づらさがあったのは少し残念…。

手笛や間欠泉などのアイテムが良かったと思う。2人の娘の存在が効果的でしたね。
指摘の通り平凡で物足りなさはありますが、メインの登場人物は2人しかいないのでアダム・ドライバーさんを堪能するにはうってつけの作品と思います。
風来坊

風来坊