このレビューはネタバレを含みます
コリン・ファースの寂しさ、真面目さ、愛情と色気。
二度目の鑑賞。
ふと蘇るジムとの記憶。ふわりと香る幸せな時間や瑞々しい出会い、そして現実に戻る瞬間、わたしも一緒に苦しくなる。
溺れつづける映像でジョージの苦しみは伝わってくるけれど、瞳に常にある悲しみ。これがすごい。こんな演技ができるのか…
こんな目で見られたら、もう目が離せないでしょうよ…
すべてがロマンチックで、色気があり、輝いている。願わくば美しく聡明な青年に救われて欲しかったけれど、このラストがまたとてもロマンチックだ。