てるる

ヤマドンガのてるるのレビュー・感想・評価

ヤマドンガ(2007年製作の映画)
3.8
RRRのビームことNTR jr.を主演に迎えたラージャマウリ監督作。
16年程前の作品なので若いです。

ヤマドンガのヤマは閻魔様で、ドンガはテルグ語で盗人のこと。

子供の頃から盗人だった主人公ラジャと、偶然出会った女の子マヒの数奇な運命。
ラジャが閻魔様に悪態をついたことであの世に召されてしまう大霊界系ロマンスアクション。

あの世での話はストーリーの1/3程度だったりするけど、神様達がかなり俗人的な描かれ方をしてて、インドでもこういうのOKなんだ?!て思った。

厳しい人とかなら「なんて罰当たりな!」て言いそうだけど、そういう人は身分的に映画とか観なさそうだからいいのか。

あの世では神様がいっぱい出てくるけど、とりあえず重要なのがナラシンハ神。
ナラシンハはヴィシュヌ神の化身とも言われる神様なので偉いのです。

はーやってて良かったメガテンシリーズ。
メガテンのおかげでやたら色んな国の神様の名前は覚えられた。

テルグ映画らしいお家騒動を中心に身内ネタも盛り込むのはさすがです。
お爺ちゃんである元祖NTRまで出てきて神様達より格上みたいな描き方されてるの笑う😂

そしてタラクさんはインドのマイケル・ジャクソンと言われるだけあってダンスがキレキレ(RRR観た方はご存知ですよね!)
ご丁寧にマイコォをオマージュしたかのようなダンスシーンもあり。

身体能力高いのでアクションもこなしてます。
クライマックスの瀕死の重症を負いながらのハチャメチャアクションはさすがインド映画だしラージャマウリ印だった。

ヒロインも美人だけど、マムター・モーハンダースがめちゃくちゃ美人でセクシーでダンスも上手くて最高でした。
しかも三つ編みで扉ぶち破る破天荒キャラなのも面白すぎた。

あと数日でJAIHOの配信終わっちゃうみたいなので、興味のある方は今のうちです!
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