この怒り、誰にも止められない
ガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサムのタッグが遂に復活。本作は共に映画界に現れた彼らが、共に成長した姿をスクリーンで魅せる、ビターなスタイリッシュ映画でした。この2人に任せれば全てがイカす。
リッチー作品特有の複雑な構成は本作でもしっかりと発揮されています。恐らく過去一ダークでシリアスなものかもしれないですね。『スナッチ』などでのスパスパっとカットが変わるシークエンスは抑え気味になったものの、長回しシーンがやたらと目立つ手法で撮られており、リッチーも変わったなぁと謎に親目線で鑑賞していました。
ガイ・リッチー監督の次回作もステイサムとのタッグですので、公開まで待ち遠しいものです。