ジェイソン・ステイサム×ガイ・リッチー
コンビな久々にタッグを組むクライムアクション。
原作は、ニコラ・ブークリーフ監督の2004年のフランス映画『ブルー・レクイエム』。こちらは未視聴。
【キャスト】
H:ジェイソン・ステイサム
ブレット:ホルト・マッキャラニー
ジャクソン:ジェフリー・ドノヴァン
ボーイ・スウェット・デイヴ:ジョシュ・ハートネット
カルロス:ラズ・アロンソ
ジャン:スコット・イーストウッド
ザ・キング:アンディ・ガルシア
【ストーリー】
ロサンゼルスの現金輸送専門警備会社フォーティコ警備にパトリック・ヒル、H(ジェイソン・ステイサム)という明らかに堅気じゃない雰囲気を纏った一人の男が入社する。採用試験ギリギリでの採用で同僚からも軽く扱われるH。だが、自身が乗った現金輸送車を襲った強盗をヘッドショットの連発で瞬殺する。仲間と金を守り英雄的扱いを受けるHだが、彼にはある秘密があった…。
【総評】
ご機嫌なアクション映画かなと勝手に思っていたらかなり重たいリベンジ映画。同年公開で、軽快なテンポだったジェントルメンとはうって変わって、重厚な音楽でHの境遇を描いていく。中盤以降、時系列を過去に戻してHの正体や、なぜ彼がこんなことをしているのかを描いていく。そしてクライマックスへという作りは盛り上げ方として良かった。ただ、もう少し終盤にHの見せ場を作って欲しかったかなと素直に思ったり。原作ありきの作品で着地点が決まってたから仕方ないかなぁ。
【あとがき】
今年のガイリッチーは本作までですね。来年のOperation Fortune: Ruse de guerreでステイサムと連続でタッグを組むのでそちらも楽しみにしています。
