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女は女であるのtaのレビュー・感想・評価

女は女である(1961年製作の映画)
4.3
なんて素晴らしい。映像と音楽とテクストという異なる媒体がそのまま共存することがイメージを生み出すという、そういうことをやらせたらゴダールの右に出る人はいないのかもしれない。
難解だったり政治的だったりという印象を抱かれがちなゴダールだけど、やはりこの人の本質はイメージの鮮やかさと軽やかさにあるんだろう。

とはいえゴダールのミソジニーが分かりやすく出ている映画でもあって、俺はそういうのわりと割り切って観てしまうけど、モヤモヤする人もいるだろうな、とも思った。
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