がぶりえる

女は女であるのがぶりえるのレビュー・感想・評価

女は女である(1961年製作の映画)
4.2
「悲劇か喜劇かわからなかったが、ともかく傑作だ。」
観客の気持ちを代弁してくれてありがとう、エミール。なんか凄かった、というのが率直な感想。一言で形容できない強烈なオリジナリティのある作品。とても刺激的で、荒々しくて、でもちょっとお洒落だし笑える、不思議な魅力に溢れていた。

キャラクター達が抱える複雑性と矛盾をそのまま写し取る。「もうどうしたら良いか分かんないよ!!」の気持ちのまま突っ走る恋愛描写が爽快感があって面白い。