ナユRA

女は女であるのナユRAのレビュー・感想・評価

女は女である(1961年製作の映画)
3.8
トリコロールカラーと音楽の映画。

白壁の部屋に、赤いニットの女と青いジャケットの男。この3色が全編を通して特徴的です。

特に赤色が非常に映えており、
ステージ、日よけ、スタンドなどなど、アンナ・カリーナの周りにある赤色が目に焼きつきます。

あと、音楽の使い方が面白く、台詞の掛け合いに合わせて音楽が鳴り、まるで音が会話してるように感じるシーンが印象的でした。

そして、ラスト。連続カット割りからのFINの文字はかっこよすぎでした。これだけでも見る価値はありましたね!

同棲カップルの痴話喧嘩を、色と音とカット割りで感覚的に楽しませてくれるセンスに溢れた作品でした!

女子必見オシャレ映画です!
ナユRA

ナユRA