素晴らしいドキュメンタリーでした。
普段あまりドキュメンタリー観ないのですが、オススメされたので鑑賞。
偶にしか観ないのに題材がタコ。いやタコって。どういう感情で90分過ごせばいいのよとなっていたのですが杞憂でした。
後々調べるとアカデミー受賞しているんですね。
鑑賞後だとなんとでも言えますけど納得です。
タコの一生と寄り添った男性視点の映像がとにかく素晴らしい。
単純にタコの生態について非常に勉強になりますし、なによりこんなにもチャーミングな事に驚きました。
人間と同じように感情があって、クレイグ(撮影者)に好意があるようにしか見えませんでした。
そういうイチャイチャしているシーンだけでなく、海での食物連鎖の生々しさも描いています。
サメに襲われるシーンが痛々し過ぎてヤバかったです。
この映画がドキュメンタリーとして優れているのは、クレイグがどんな状況でも一切介入しなかった点だと思います。
絶対に助けたい時もあったはずなのに、それは自然のルールに反するからという理由で見守る。
タコが一生を終えようとしている時にはもう涙が。。。
ドキュメンタリー触れてこなかったけど、こんなにも勉強にもなるし感動もできるのであれば、今後もっと触れてみたいと感じました。
【その他メモ・独り言】
・なんで彼女とわかったんやろうと不思議やったけどなるほど。
・タコも人間も次の世代に繋いでいく。
