太平洋戦争末期京都大学物理学研究室にて若き科学者たちが軍の密命を受けて原子爆弾の開発研究を進めていた。
勿論、米軍も同時に開発を急いで居り最後には国力の大きな差が歴史に現れる事になるが・・・
人として、科学者としての使命を重く受け止めながらの葛藤と苦悩に苛む姿が描かれている。
当時の日本の国力がもう少し・・・・と思ったら異なった世界が広がっている事に・・・と思うと怖くなる。
現在の政府の核に対する外交姿勢を疎いながら考えてみると不安を覚えてしまう。
核の抑止力の中で訴えるのか、唯一の被爆国として核兵器の撲滅を訴えるのか???
この作品を鑑賞しながら疑問を感じました。