ぺち

映画 太陽の子のぺちのネタバレレビュー・内容・結末

映画 太陽の子(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

日付跨いでしまいましたが、ちゃんと観ないと、とずっと思っていた作品、やっと観ました。

正直色んな意味で観るのが辛いことはわかっていたけど、本当に後半とかずっと泣いてしまった、

春馬くんが海に一人で吸い寄せられるように歩いて行くシーンとか、未来の話いっぱいしようとか、なんかもう重ねないわけにはいかなくて、
何で彼はこんなに亡くなる役が多いんですか…?辛いです本当に、本当に
これが生前最後の作品とおもうと余計に辛い、苦しい、いかないでって叫びたくなった、

柳楽くん、架純ちゃん、春馬くんの3人とも演技力が素晴らしいしこの作品に説得力を持たせてくれるのも役者陣たちのお陰が大きいなと感じた、ありがとうございます
柳楽くんの作品はあんまり見たことないような気もしていたけどお芝居すごい、科学者として活き活きとしてる表情や戦争というものに向き合った時の複雑な気持ちとか全部、ほんとにこの時代を生きてる人間の顔してた、
そして何と言っても田中裕子様出てましたね、、もう神様ですㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠ


辛いという言葉だけで終わらせていい話ではなく、この作品に描かれていることはノンフィクションであるということを改めて考えさせられたし、科学者という立場に置かれた人たちの色んな葛藤する気持ちとかが直に伝わってくる映画でした、
子どもたちに早く結婚してお国のために役立てる子どもを沢山産むという夢を語らせてしまってるのは私たち大人の責任だって話してる世津が印象的だった、
架純ちゃんの柔らかくて温かいけど芯が強いお芝居素敵だったなぁ、
ぺち

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