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シナラのlemmonのレビュー・感想・評価

シナラ(1932年製作の映画)
2.7
不倫劇だか、なんか悲壮感がなく、愛あれば致し方なく、それでも添い遂げた夫婦が美しいかのような錯覚に陥る。

ケイフランシスの色っぽさが、非現実的でこれぞクラシック女優な風貌と佇まいがなんとも絵になります。で、横にいるのかコールマンですから。。。

ある種の菩薩感漂うこれぞスターな妻がいて、可愛いが存在感の足りない脇役の不倫相手。1932年、まだまだ映画がこれからな時代なわけで、今の時代には描けないクラシック映画のシンプルな良さがありました。

でも、やっぱコールマンなら許されるのかなあ。今の時代にリメイクしたら袋叩きにあいそうだ(笑)
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