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春の調べのlemmonのレビュー・感想・評価

春の調べ(1934年製作の映画)
3.5
若い新妻が、おそらく2回りほど違うであろう夫と結婚。無表情で愛情表現のヘタな夫に我慢できず、実家に戻ると、建築現場で働く若く魅力的な男性と出会い、彼を求めるように。

ヒロインは夫が年寄りだから不満なのではなく、性欲が凄いのである。ここがミソか。「ライアンの娘」を想い出す。

クライマックスはどう捉えよう。
そこまでした夫の愛を感じ取っての後悔なのか、、、。

半サイレントっぽくセリフ少なめな演出が好きだった。センセーショナルとされたヘディラマールのヌードはさらりと映し出される程度だが、生々しくよかったのでは?
にしてもヴィヴィアンリーによく似てるよなあ。

なかなかでした。
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