10年前アップリンクかなんかで見た前作の印象が極めて悪いメメル監督。どうも食指が動かず… なんだかんだ国際コンペ作品最後の観賞。
冒頭の何やら深刻な告白から意外で苦笑。ツカミは成功、続く家族の謎の生活にドンドン引き込まれていくんだよね。 極めて少ない登場人物、その人物描写が見事！感性と意志強そうな少女(監督のお嬢さん)はじめ両親もいい。そして音楽や映像処理も好感。 欲いえばラストの疾走感が貧弱(マーコス・マンチューラ走ってるとこもっと見たかった)、オチも弱くもうちょいだったかな。
でも、私はこの作品好きです。
印象悪かった事しか覚えてない「変態ピエロ」もういっぺん見たくなりま… せんね、やっぱ。
