めちゃくちゃ良かったよ。。。
去年からtwitterでよく見かけてたので見ないと見ないとってずっと思ってたけど、ほんまもっと早く見ればよかった。。。
でも、1/7にアメリカの国会議事堂が荒らされた後の今見れたのもよかった。(よかったというのはおかしい言い方やけども)
とにかくホフマン判事がクソすぎるんじゃ。。。。
こんなクソを100トンくらい合わせた判事フィクションでも無理やのに、実際にどこの国にも一定数おるんよなと思うとマジで発狂したくなるな、、、、誰にでも公平であるべき法廷を一番侮辱してるのはお前じゃボケ。。。。。
でもさ、同じホフマンでもアビーホフマンはマジで最高。
アビーが法廷で何か言うたび笑ってた。
しかもあとで調べたら、有名なフラワーパワーの写真(デモ鎮圧にきた警備隊が向けた銃口にカーネーションの花を挿し入れるデモ参加者の写真)が撮られたデモの発起人やったんね。
アビー役のサシャバロンコーエンも気になるのでボラット見ようと思う。
てか、サクセッションで大好きなジェレミーストロングがジェリー役やったの全く気付かんかったわ。デトロイトにも出てたの全然思い出せんわ。ジェレミーストロングは最高。
本当に、キャスティングも脚本もテンポ感も良いのでテーマは重くてもめちゃくちゃ見やすかった。これはぜひみんな見て欲しい。みんなで見てホフマン判事のクソさ共有したい。
そして、最近色んな映画を見て思うのは、
辛いことやおかしいと思うことは声を上げていかないとずっとそのままだし、なんならもっともっと酷くなって挙句取り返しが付かなくなる、ということ。
BLM、シカゴセブン、crip campのジュディス達。
文字通り命を守るために命をかけて、彼らが声を上げなかったら世界はもっと悲惨になってたかもしれない。
政治権力にビビってなびいても、関わるのが嫌だからって思考停止しても、状況は悪化するだけ。
どうせ何も変わらんしって何もしないでいると、何も変わらんどころか更に悪化する。
政府や警察や権力者側に対して、何かデモをしたり意思表示することの大切さは、ことなかれ主義な日本ではあまりに実感を持って知る機会がなさすぎる。
トムとアビーの言い合うシーン、どっちの考えも分かるから本当に難しい。
どっちも尊い戦い方。
だけどそもそも戦わなくちゃいけない状況を作り出したのは戦争し始めた政治家達。
政治家も警察もどんどん嫌いになってしまうこんな世の中、一体いつになったら変わるのかな。
変えたいな。私が生きてる間に。私達の力で。
