60年代後半に起きた出来事を主題にした映画なのだけど、内容が今の情勢にリンクしすぎていてNetflixの本気を感じた。公権力が民衆を抑えつけようとする様子は今の中国による香港抑圧やトランプのBLMへの対応そのもの。今アメリカでは大統領選が迫っていて、日本では総理大臣が交代したばかりというタイミングなのだけど、改めて、私たちは自分たちが生きるこの世界がどんな風になってほしいかという問題をもっと切実なこととして考える必要がある。この内容の映画をこのタイミングで、このキャストで、このプラットフォームでやる意味を考えさせられた。
