3回目。面白くて3回泣いた。
『ユダ&ブラックメシア』でフレッド・ハンプトンを知り、『シカゴ7裁判』と時期と場所が一緒だな?と思っていたらこちらにも彼が登場すると知り観た。思ったよりがっつり出てた。こんなに出てるのにほとんど認識していなかったの本当にびっくりする。
アビー・ホフマンとトム・ヘイデンの関係性が変化していくのには、観ていて胸が熱くなった。
フレッド・ハンプトンきっかけだったのもあって、この映画では脇役である人たちもそれぞれに注目したくなった。というか、主役級か否かにかかわらず、どの役者も演技のパワーが強い。共謀事務所のスタッフのバーナディンの「That was just for me.」にグッときちゃった。
当たり前なんだけど背景を知れば知るほど面白いし、たとえそうでなかったとしても観れば観ただけ面白いと思う。今後も継続して観たいな〜。
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2回目。人種差別についてこんなにも切り込んで訴える作品だったのかと認識を新たにした。
アビー・ホフマンは本当に魅力的なのだが、念力がどうのとか言い始めるヤバい奴なので近づきたくはないなあ、でもやっぱり魅力的だよなあ、こういう人が危ない、とか。紙一重なんだよね。アビー・ホフマン、カリフォルニア大学バークレー校に行ってたならまず間違いなくヘイト・アシュベリーにいたんだろうな、と思ったんだけど、ヘイト・アシュベリーがヒッピームーブメントで盛り上がったのは、アビー・ホフマンが卒業したより後か。
最近スピーチする人をよく見ているんだが(ex. アビー・ホフマン、ウィンストン・チャーチル、アドルフ・ヒトラー、ヘンリー5世…)、スピーチが上手い人は怖い。人々を戦争に駆り立てるものとしての言葉。アビー・ホフマンの場合は闘争に駆り立てるものとしての。
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メチャ良かった。と同時に歴史を知れば絶対にもっと楽しめたと思うのでまた観たい。