とにかく上質な映画。
バラバラと始まったように見えてギュッと凝縮されていたので
初めから終わりまで集中力を欠く事なく観れた。
アメリカの反戦運動はよく映画や音楽と絡められるし、アメリカの歴史や芸術を語る上でも不可欠なこと。
あの時代というのは日本でも学生運動があったりとそれぞれ戦争や政治、権力というものにウンザリして、まさしく疲れ切っていた時代なんでしょう。今のデモだなんだがかわいく見えるくらい、現代は何度考えても恵まれている方だと思う。勝てない、あの頃のパワーに。デモも文化も芸術も。
政治家だって良くも悪くもパワーがあったと思う。学生時代、60年代にずっと憧れていた。
そんなパワーを今の自分が持てない事が私は虚しい...。
それはさておき、結構胸糞でしたけど、大好きなエディの演技に加えてジョセフ・ゴードン=レビットも出てたので儲けた気分。
エディの学生っぽさ本当いいよね。スタイル大好きピーコートと大きめマフラー似合う。
この映画自体も08年から計画され二転三転して訳あってNetflixに権利を渡しての公開と知って、良くぞ世に出してくれたと感謝です!