R

サン・セバスチャンへ、ようこそのRのレビュー・感想・評価

3.3
シネフィルのおじいさん・スーが妻と一緒に映画祭に訪れるも、妻は新進気鋭の若手映画監督に夢中で面白くない。
映画祭の期間中、どうやって時間を潰そうかと考えているところで、現地の女医に恋に落ちる話。

皮肉たっぷりな映画だけど、教訓っぽい訳でもなく、こういうこともあるよね、とりあえず身体には気をつけようね、ぐらいのサラッとした終わり方なのが良かった。
スーの見る夢が映画のパロディになっていたり、音楽の流れる中でサン・セバスチャンの街をゆっくり散歩したりと、オシャレさは相変わらず。
スペイン語の鬼早口喧嘩、良かった。
R

R