ユウト

サン・セバスチャンへ、ようこそのユウトのレビュー・感想・評価

3.0
ウディ・アレン新作、
観られるだけでファンはうれしい。
しかも撮影ヴィットリオ・ストラーロ、どの場面も美しい。
色がどの色も美しい。
自然光や照明、その光が色に艶をもたせる。
色という色すべてが美しい。

正直面白くないが、どの場面も品がある。
華がある。
主役はともかくエレナ・アナヤやセルジ・ロペス等、貫禄ある色気が漂う。
悲劇は喜劇。
今回のウディ・アレンはメリハリがボヤケて笑うに笑えない。
撮影や俳優達に助けられたウディ・アレン、
でも新作が観られたのは幸福です。
落胆はない。
ユウト

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