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サン・セバスチャンへ、ようこそのエスのレビュー・感想・評価

3.4

スペイン最大の国際映画祭「サン・セバスチャン国際映画祭」を舞台に、妻の浮気を疑う映画学の元大学教授の恋模様と不思議なモノクロームの世界に迷い込む姿を描いたほろ苦い大人のラブコメディ


夫が隣にいながら、フランス人監督フィリップへの好意バレバレな妻のスーと、そんな妻にストレスを感じた主人公モートが現地の病院で出会った美人医師とのちょっとしたロマンスもあり、妻と夫それぞれの恋模様が重くない程度に繰り広げられる。

やっぱり見どころは数々の名作オマージュシーン。

名作が散りばめられていてアレン監督の映画愛が詰まった作品であることは間違いない。

現在88歳ということで、あとどのくらい監督作品を観れるのか…。100歳超えても現役で頑張って欲しい。
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